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レース回顧

 

笠松・第8回 笠松グランプリ(SPⅠ)

 

 2012年11月22日14回笠松4日9R サラ系3歳以上・オープン・SPⅠ 良 1400m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

3

エーシンクールディ

笠松

55.0

岡部誠

498

1.24.6

 

2

2着

2

ラブミーチャン

笠松

55.0

濱口楠

518

1.24.8

1

1

3着

8

ヤサカファイン

大井

57.0

石崎駿

512

1.25.3

2 1/2

5

4着

6

センゲンコスモ

川崎

55.0

的場文

471

1.25.6

1 1/2

6

5着

7

ドリームスカイラブ

笠松

57.0

花本正

503

1.25.8

1 1/2

10

6着

1

ダイワシークレット

福山

57.0

黒川知

455

1.25.8

8

7着

10

エーシンサンダー

笠松

57.0

尾島徹

509

1.25.8

4

8着

5

エーシンアクセラン

笠松

57.0

筒井勇

496

1.27.1

6

9

9着

4

ダブルウェッジ

船橋

57.0

川島正

542

1.27.1

3

10着

9

フィオーレハーバー

兵庫

57.0

下原理

493

1.29.2

大差

7

 

【寸評】  1着 エーシンクールディ……スタートをうまく決めて、いったんはハナに立ったが、外から被せられて今日は好位からの競馬。道中は脚をタメて、4コーナーで仕掛けを開始。前を行くラブミーチャンを交わして優勝。結構、厳しいレース展開を差し切っての優勝だっただけに、強い内容だったといえよう。  2着 ラブミーチャン……スタートで後手を踏んだ分のロスがあったし、体調も万全ではなかった。それで2着は立派だし、底力は証明できた一戦だった。  3着 ヤサカファイン……流れ込んだ3着という印象を受けたレースだっただけに強さは感じなかったが、1、2着馬は別格だったし、走破時計が⑭1分25秒3なら上出来か。   7着 エーシンサンダー……5連勝中、笠松に限れば12連勝中と底を見せていないところに期待感はあったが、やはり相手が強すぎたようで勝負どころの反応などに差が出た。ただ、1分25秒8と持ち時計は大幅に更新したし、ここを使った経験が今後に生きてこよう。

 

【レース後のコメント】

1着 エーシンクールディ

岡部誠騎手……これで引退と聞いていましたので、最後に結果を出せて本当に良かったです。この馬には大きいところを勝たせてもらいましたし、これで引退というのはちょっと寂しい気持ちもあります。でも、またこの馬がいい子供を産んでくれて、それがまた笠松に戻って活躍してくれると、そんなに嬉しいことはありません。今日は応援してくださって、本当にありがとうございました。
伊藤強一調教師……連覇できたことも嬉しいけど、これがこの馬の引退レース。最後に有終の美を飾ってくれたこと、そして無事に走ってくれたことが何より嬉しいね。これで繁殖に入るけど、そこでまた強い馬を生んでくれることを願ってやまないよ。これまで応援してくれたファンの皆さん、ありがとうございました。

 

  

 

 

 

笠松・第36回 プリンセス特別(SPⅠ)

 

 2012年11月20日14回笠松2日8R サラ系2歳・牝馬・オープン・SPⅠ 良 1600m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

10

カツゲキドラマ

笠松

54.0

尾島徹

456

1.44.1

 

1

2着

8

エイシンルンディー

笠松

54.0

岡部誠

430

1.44.1

5

3着

1

ウォータープライド

名古屋

54.0

児島真

432

1.44.7

3

2

4着

7

ルード

笠松

54.0

大原浩

429

1.45.0

1 1/2

4

5着

4

トチノスカーレット

道営

54.0

服部茂

443

1.45.3

1 1/2

3

6着

2

オグリハート

道営

54.0

吉井友

446

1.45.3

8

7着

3

ハイアンドノーブル

笠松

54.0

向山牧

391

1.45.6

1 1/2

6

8着

6

ニイカップクイーン

道営

54.0

阪野学

448

1.46.2

3

7

9着

5

サンラスカル

高知

54.0

花本正

444

1.46.7

2 1/2

9

10着

9

セントスマイル

高知

54.0

大塚研

446

1.47.1

2

10

 

 

【寸評】  1着 カツゲキドラマ……今日は外枠を生かして、先行する形の競馬。スッと2番手につけて、教科書通りの競馬で優勝。あの手応えからすると楽勝してほしかったが、上り36秒6なら上出来か。  2着 エイシンルンディー……スッとハナを切って、テンの4ハロン53秒8という超スローに持ち込んでの2着。岡部騎手の好騎乗によるところが大きかったが、カツゲキドラマをヒヤリとさせたのは確かな脚力の証しだろう。  3着 ウォータープライド……結果は3着だったが、超スローペースを自力でマクッての内容だけに価値がある。確かな脚力を示せたし、今後の成長いかんでは重賞戦線でも結果を出してきそう。

 

【レース後のコメント】

1着 カツゲキドラマ

尾島徹騎手……もっと楽に交わせるかと思ったのですが…。手応えは抜群に良かったのですが、外に張ってばかりいましたからね。まだそういったあたりにも今後の課題があると思います。でも、これでグランダムジャパンのポイントでトップに立てましたからね。きっちり次も頑張って優勝したいです。応援よろしくお願いします。
柴田高志調教師……いや~、本当ドキドキしたよ。かなり血圧が上がったと思うよ(笑)。でも、まあ勝ちは勝ち。これで次の東京2歳優駿牝馬(大井、12月31日)に胸を張って行くことができるね。 

 

  

 

 

 

名古屋・第53回 東海菊花賞(SPⅠ)

 

2012年11月14日17回名古屋3日10R サラ系3歳以上・オープン・SPⅠ 重 1900m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

5

マルヨフェニックス

笠松

57.0

尾島徹

486

2.02.7

 

2

2着

10

ジャングルスマイル

金沢

57.0

平瀬城

488

2.03.0

1 1/2

1

3着

3

コスモエスプレッソ

名古屋

55.0

戸部尚

485

2.03.1

4

4着

1

リワードレブロン

高知

57.0

永森大

480

2.03.1

11

5着

4

ダイナミックグロウ

兵庫

57.0

川原正

471

2.03.4

1 1/2

3

6着

2

エーシンブラン

笠松

57.0

岡部誠

463

2.04.2

4

6

7着

6

ハートオブストーン

名古屋

57.0

宇都英

455

2.05.0

4

9

8着

12

ミヤジメーテル

名古屋

55.0

大畑雅

482

2.05.1

1/2

5

9着

11

ネガイヲコメテ

佐賀

57.0

吉田順

458

2.05.7

3

12

10着

7

ステージプレゼンス

高知

57.0

東川公

479

2.06.0

1 1/2

8

11着

8

キングスゾーン

名古屋

57.0

柿原翔

516

2.06.2

3/4

9

競走中止

9

ミルリュユッテ

名古屋

55.0

今井貴

445

馬体故障 

 

7

 

【寸評】  1着 マルヨフェニックス……前半はじっくり乗って末脚勝負。先行争いが激しくなったことで、差し馬向きの展開になってくれた運もあったが、勝ち切るのは底力があってこそだし、運も実力のうち。不死鳥再びはばたく!!  2着 ジャングルスマイル……単勝1.9倍の断然の1番人気。ミルリュユッテ、ミヤジメーテルとの先手争いが激しくなり、ペースが落ち着くまでにかなりの体力を消耗してしまった。それでもやはり実力上位は明白だったようで、前記2頭が早めに脱落する展開になりながらも、同馬は最後まで手応え以上の踏ん張りを見せた。悔しい2着だが、負けて強しといえるレースだった。  3着 コスモエスプレッソ……3組ではあったが、とにかくもの凄い行きっぷりで着差以上の強さを見せた前走。格上挑戦の今回は試金石ともいえるレースだったが、重賞級の実力馬を相手にしても全く見劣ることのないレースぶりを見せ、マルヨフェニックスに次ぐ上りで3着を確保。まだ伸び盛りの3歳だし、今後の成長次第では名古屋を背負っていける馬になってくれそうだ。 

 

【レース後のコメント】

1着 マルヨフェニックス

尾島徹騎手……やっと勝ててホッとしています。今年は毎回惜しい競馬をしていましたが、勝てなかったですからね。本当にうれしい。今回は直前の調教の感じも良かったですからね。年齢的なズブさを見せて、前には行けなくなっていますが、今日は流れが良かったと思います。早めに先頭に立ちすぎた感はありましたが、よく押し切ってくれましたね。この馬には頭の下がる思いです。調教では年齢などの衰えは感じませんし、この後も頑張ってくれると思います。

 

  

 

 

 

名古屋・第51回 ゴールドウィング賞(SPⅠ)

 

 

 2012年11月01日16回名古屋4日9R サラ系2歳・オープン・SPⅠ 稍重 1600m

着順

馬番

馬名

所属

斤量

騎手

馬体重

走破時計

着差

人気

1着

4

ウォータープライド

名古屋

54.0

児島真

434

1.44.0

 

2

2着

6

コスモカリヨン

笠松

55.0

濱口楠

462

1.44.2

1

4

3着

7

ルード

笠松

54.0

大原浩

427

1.44.4

1

3

4着

10

ホウライジェントル

名古屋

55.0

柿原翔

503

1.44.5

3/4

1

5着

8

アヤ

笠松

54.0

尾島徹

457

1.45.0

2 1/2

6

6着

2

アイビスティ

名古屋

54.0

小山信

446

1.45.4

2

5

7着

3

レッドスプライト

名古屋

54.0

宇都英

419

1.45.6

1

11

8着

11

ビロウヘロイズム

名古屋

55.0

岡部誠

496

1.46.1

2 1/2

7

9着

12

ケンガミネ

笠松

54.0

佐藤友

433

1.46.1

12

10着

1

メイチャン

名古屋

54.0

丸山真

427

1.46.7

3

9

11着

9

オキテ

名古屋

55.0

丸野勝

480

1.47.2

2 1/2

10

12着

5

ノゾミオウカン

名古屋

55.0

戸部尚

442

1.47.6

2

8

 

【寸評】  1着 ウォータープライド……展開に恵まれた面もあるが、初距離でもしっかりと折り合えたし、少々モマれ込んでもしっかりとした脚が使えた。現時点で課題などは見当たらない。  2着 コスモカリヨン……パドックではふっくらとしていい仕上がりだったし、初めての競馬場でも落ち着いて歩けていた。すんなりと流れに乗れたことも好走につながった。  3着 ルード……連闘続きも疲れを見せずにパドックを周回できた。レースでは脚をためて後半勝負にかけたが、相手が強かった。  4着 ホウライジェントル……前走比+18キロでも太め感なく、仕上がり状態に不満はなかった。ただ、前々を意識しすぎた。前半の無理がたたり、おしまいの脚を失ってしまった。

 

【レース後のコメント】

1着 ウォータプライド
兒島真二騎手
……テンが速くなったのが幸いしたね。ホウライジェントルも掛かり気味だったようだし。ボクのもテンは行きたがっていたが、スタンド前では折り合ったし、外へ出せたからね。ちょうどいい流れになったよ。距離がどうかと思っていたけど、クリアしてくれたことで今後も楽しみ。トモの関係もあるけど、ビシッと追い切って使うより、今回のような調整のほうが現状では適しているようだね。