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 得意の距離で躍動! アタックガール!!

 前開催から名古屋での期間限定騎乗が始まったレオナルド・サレス騎手。3日目2Rのペイシャピリカ(4番人気)で当地初勝利、そのほかにも人気薄を上位に持ってきて12万馬券を演出するなど、話題性だけでなく実力でも存在感を示してくれた。勝ち鞍こそ1勝止まりだったが、外国人ジョッキーらしい低い姿勢の騎乗フォームはいかにも乗れそうな雰囲気だったし、積極的な騎乗スタイルは見ていて期待感を抱かせてくれるものだった。先週の笠松では(1.0.1.6)。きっちり笠松初勝利も挙げ、及第点のスタートが切れたと言っていいだろう。さあ、名古屋コースはこれで2開催目。叩き2走目でいよいよ本領発揮!? 初日・2日目の成績がどうだったかは現時点では不明だが、今開催の大暴れに期待してみても面白そうだ。

 

 本日のメインは「カーネーション特別」(10R,16:15、A-2特別)。前述の流れから本命はサレス騎手騎乗の⑨トータルビクトリー。と、するべきところなのだろうが「1400m向きではない気がする」(宮本仁師)と仰るとおり記者も本質的には1400m向きではないとの見方。もちろん能力的には通用するし、③⑦⑧が作り出す流れをうまくつかめば浮上の余地も十分。結論はどっちつかずの▲とした。代わってここで狙いたいのは⑤アタックガール(写真)。(4.3.0.0)と最も得意とする1400mなら折り合いを気にせず乗ってこれるし、差してこれるこの馬向きの展開が望めそう。2走前の再現に大きく期待したい。穴は出脚に勝る③ホウライマリーン。先行激化に加え、ラストは必ずといっていいほど甘くなる同馬だが、こんな時こそ逃げた馬には注意を払うべきなので。 ⑤⇒②⑨⑦③

 


 

 

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(石井学)