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 反撃! テイエムシャンパン!!

 4日間開催だった前開催は各日12レース組まれ、頭数も揃い充実した開催に。対する今開催は5日間開催ということで、レース数は10~11レース立てとなっている。頭数も前開催ほどではなく、よく「無理に5日間組まなくても。4日間開催にして毎レースの充実をはかったほうがいいでしょう」という声が聞こえてきたりもするが、レースの充実度に比例して売り上げが上がるわけではないのも事実。少頭数や本命決着で落ち着くレースが予想以上に売り上げているのは、今までも言われているとおりだ。また、充実した資源がある南関東のようにいかないのが今の哀しき実情。その中で競馬場はレース数をひとつでも増やしたいのが本音だし、我々新聞屋だって開催日数は多いに越したことはない。政治的に見てしまえばこの5日間開催は悪いことではないのだ。だからといって一方通行ではもちろんダメ。ファンの方に喜んでもらうための仕組み(レース)を常に念頭に置いておかなければならない。いろいろな兼ね合いが絡み合ったうえで作られるレース番組や開催日程。我々もひとつひとつのレースが盛り上がるよう、いいアシストができればと思うばかりだ。

 

 さて、本日のメインは「黄梅特別」(10R,16:15、A-2特別)。距離短縮&自己条件で①テイエムシャンパン(写真)に巻き返しの予感。重賞だった前走は窮屈な競馬を強いられスイッチが入ってしまった様子。あれだけ行きたがってしまっては伸び切れないのも仕方がないだろう。道営時は短距離を中心に使われてきたし、大逃げを打った快速馬を自ら動いて差し切った4走前を見る限り、やはりこのくらいの距離が合っている(3着以下には大差)。再度最内枠を引いたが、この相手なら勝ち負けには持ってこれるはずだ。 ①⇒⑥③⑧②

(石井学)