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全国から強豪牝馬が集結! ラブミーチャン記念

 今日(11/9)はシリーズメイン、今年で第4回を迎えるSPⅠ 「ラブミーチャン記念」(9R)が行われる。グランダム・ジャパン(GDJ)2歳シーズンの第5戦でもあり、今年も道営エグジビッツ、大井アクアレジーナ、浦和ケイティーヒナノ、兵庫エンジェルアイドルと全国から強豪牝馬が集結した。過去3回は全て他地区馬が勝利を収めていることからも4頭からは目が離せない。

 

 中でも特に注目しているのは道営エグジビッツ。この馬に◎。2走前の「園田プリンセスカップ」で低評価ながら3着に好走すると、次の「金沢シンデレラカップ」では前走で敗れているサラヒメを逆に2秒1も引き離す大差での逃げ切り勝ちを決めてみせた。今、最も勢いがある一頭といっていいだろう。GDJの獲得ポイントでも7日「ローレル賞」(川崎)の前段階では暫定首位タイ。ここに向けての勝負度合いという意味でも好勝負は必至だ。

 

 大井②アクアレジーナは園田→金沢の2戦を6、4着と敗れてはいるものの、前走ではサラヒメの0秒2差まで迫っている。「サラヒメとエグジビッツ」の関係が示すとおり、一戦ごとに着差がコロッと変わっておかしくないのが2歳戦。まだ4戦のキャリアからも上昇の可能性を感じるし、主役を脅かす存在だ。兵庫⑦エンジェルアイドルも前2騎と同じローテを歩み⑤⑦着だから大差はないし、前走が初の遠征競馬だったことを思うと、輸送慣れさえすればさらなる走りが期待できそうだ。

 

 迎え撃つ地元勢。これまでずっと◎を打ち続けてきた⑥マーメイドモアナは距離が延びるのが微妙で狙いづらい。面白いのは道営からの転入初戦⑨チェゴ。デビュー戦ではのちの「金沢シンデレラカップ」2着馬ビジネスライクを1秒2もちぎって勝っている逸材だ。転入初戦が目隠しとなって人気の盲点となれば絶好の狙い目になる。馬券はこの馬とエグジビッツの三連単2頭軸マルチでいってみよう。

三連単二頭軸マルチ④⑨→②⑦⑧(200円×18点)

(220,280/295,000=回収率74.67%・前開催終了時点)

(井本秀一)