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過去5年で3勝の兵庫馬! サマーカップ

 今日(7/13)のメインは地区交流重賞の「第40回 サマーカップ(SPⅢ)」(11R)です。過去5年で3勝の「兵庫勢」。今年はトランヴェールとインディウムの2頭が参戦してきた。

 

 まず、その兵庫勢から。③トランヴェールは馬場が軽かったとはいえ、滅多にお目にかかれない4ハロン47秒台の追い切り時計をマークしており、気配の良さが伝わってくる。3走前には昨年の覇者マルトクスパートとも半馬身差と好走の下地は整っている。僕もこの馬に◎を打った。⑩インディウムは3月のA2特別以来、勝ち鞍からは遠ざかっているが、昨年の「兵庫ダービー馬」であることを忘れてはいけない。今回どちらも主戦ジョッキーを配してきて勝負気配を感じるし、使えば必ず馬券に絡んでくる「兵庫勢」ということからもこの2頭からは目が離せない。

 

 それに対抗するのは地元笠松勢と名古屋勢。名古屋からは⑥マルカンパンサー①ワンダフルタイムの「JPN技研」2頭。ワンダフルタイムはまだオープンでの好走歴はない格下だが、逃げれば結構しぶとい。能力で上回るマルカンパンサーとは厩舎こそ違えど同じ馬主だけに援護射撃に回るのも手か。マルカンパンサーは3年前に'14クリスタルナイトカップという南関東の準重賞を勝った実力馬。すでに8歳だが、2年前優勝のタガノジンガロや5年前優勝のシンボリバッハなど高齢馬が活躍しているレースでもあるので。

 地元の期待は⑤サルバドールハクイ。当初から目標をサマーカップと公言しており、叩き3走目でここに持ってこれたのは筋書どおり。陣営も「動きに覇気が戻って来たし、久々に納得できる調整ができました」と手応え十分の様子。昨年3着からどれだけ着順を上げられるか注目したい。あとまだまだ格下だが②セブンサムライ⑨ゴールドエッグはいずれ上に上がってくる素材。ここで一発があっても驚けない。 

 

三連単2頭軸マルチ③⑩→⑤⑥⑨(300円×18点)

(70,080/154,400=回収率45.39%・前開催終了時点)

(井本秀一)