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勝つのはどっち!? ゴールドブラザー vs サルバドールハクイ

 まずは次週のお知らせから。20日(火)から23日(金)の連続4日間で開催される名古屋競馬は「名古屋でら馬スプリントSPⅠシリーズ」。注目はシリーズ名にもなっているスーパースプリントシリーズ(SSS)トライアルラウンドの一戦 「名古屋でら馬スプリント(SPⅠ)」です。笠松からはハイジャが出走を予定している。テンのダッシュ力には定評のある馬だけに優勝候補の一頭に支持されそうで、笠松のファンも大いに楽しめそうだ。発走は初日20日(火)。 

 

 さて、今日(6/16)最終日のメインは「東海クラウン」(11R)。このレース3戦3勝の名古屋②ゴールドブラザーと6戦4勝2着1回3着1回の⑥サルバドールハクイ(写真)が人気を集めそう。ただ、前者は「58キロ」の斤量は楽ではないし、後者も460キロ台後半をベスト馬体重と推測すると、6か月ぶりの休み明けの前走を454キロで出てきたのは疑いたくなる不安材料。ともに崩れることは考えづらいが簡単に勝てるほど甘くもないか。となるとそれ以下、笠松で1分25秒2という破格の持ち時計がある⑨アップアンカーや、同じく1分25秒台のタイムを持つ①タッチデュールあたりにもチャンスが出てきそう。ただ、どちらも近走を見る限りは明らかにピークを過ぎた印象で…。考えに考えた挙句、やはり上位2頭を負かすとまでは思えなかった。個人的に唯一可能性を感じるのは③マイネルボールド。440キロそこそこの馬体だがいつも力強い歩様で素質を感じさせる馬。実績的には2走前にA4特選を勝っただけという完全に格下の一頭ではあるが、4歳馬の上がり目と斤量差を生かして上位に食い込んでも驚けない。

馬単3頭ボックス②③⑥(1,000円×6点)

(57,580/114,200=回収率50.42%・前開催終了時点)

  (井本秀一)

このレース連勝中の名古屋馬にストップをかけたい! 笠松大将サルバドールハクイ